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書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。

クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』と
『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!

そしてon tourから、グ~ンとWARPして
YOGAと瞑想のブログ“Open! Mind & Body,”へ!!
2018.02.16

砂漠は、モンスターだ!

朝比奈は、砂漠がことのほか好きである。DNA記憶なのだろうか?
とにかく砂漠へ入ると、全身の血が騒ぎ、その美しさに蕩ける。
ゴビ沙漠とタクラマカン砂漠は訪ねた。
やっぱり、サウジアラビアのルブ・アル・ハリとかネフド砂漠へ行きたいと思う。
何が、どのように好きか、と問われても困る。
とにかくワクワクするのだ! としか答えようがない。
写真の男の子は、危険の真っただ中にいる!
タクラマカン砂漠で、朝比奈はその怖さを知った。

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Photo by trec_lit

ある場所、それは何でもないただの砂漠の中、空の青さは深く、透明だ。
褐色の砂が刻々と描く風紋が、生き物のように美しい。
刻々と変わる、その色といい、パターンのsexyな魅力はつきない。
ふと、身体のバランスが崩れた。あっ!という間に身体は倒され、流されていく!!
巨体のガイドが気付いて、朝比奈の腕を抱えて身を横たえた。
その時、朝比奈の身体は、3分の1ほど砂に埋もれはじめていた。
巨大な男と小さい女のシッカリ抱き合った2本の棒が、ごろごろと斜面を下った。
砂丘の裾の枯れた灌木の茂みで、大男は立ち上がり、
朝比奈の腕を引っ張って、起こした。男は言った。
「砂丘の斜面で立ってはいけない。たちまち、砂に呑みこまれる」と。そして、
「体表面積を広くとって、体重を分散させるんだ。立ってたら、吸い込まれる!」
その、澄んだ黒い大きな瞳は、数十年たった今も、朝比奈の目の底に焼き付いている。

この世の中に、こんなにも美しい光景があるのだろうか?
砂漠の日没であり、月の出である。幸運にも、その夜は満月であった!
真っ赤な太陽は、なんと紅く美しいのだろう。そして巨大な月の表面模様は、
ステキなデザインだ。空が紫色から紺青に変り、満月の光が冴えわたりはじめると、
歯がガクガクし、全身が震えてくる。ダウンジャケットにくるまって、
車へ乗り込む。ついさっきまで、気温は50℃を超えていたが、今、0℃。
これからぐんぐん下がるという。
信じられないが、歯はガクガクし、全身が震えている。
月の光、星々の光は、極細のガラス針が刺さるように走ってくる。
銀河とは、こんなにも雄大な光の大河なのか!
なんと長い間、私は、ぬるま湯の中でぬくぬくと、
ぼんやりした日月星辰を、眺めるともなく生きてきたことだろう!

その記憶の中で、「そうだ! やっぱり砂漠へ行っておこう、そのうちに」。
不思議な力がみなぎってくる。


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