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書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。

クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』と
『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!

そしてon tourから、グ~ンとWARPして
YOGAと瞑想のブログ“Open! Mind & Body,”へ!!
2015.09.28

ステレオタイプって? 困ったもんだ

このごろ朝比奈は、ダブル・パンチでへとへとです。
「ダブルって、何と何ですか?」と相棒のS。
「クレオパトラⅦとYOGA」
「それで、パンチは? ノック・ダウン級?」と、Sはちょっと心配そう。
「連休に、お友達4人と会ったの、群馬で。
もちろん『クレオパトラⅦの追憶』のPR。1人がタブレットを持ってて、
みんなで朝比奈のブログを覗き込んだ。『わぁー! 綺麗な表紙』、それはgood。
『へぇー、洗練された愛の話、ふむふむ』、それもgood」
「何が問題なんですか?」とS。

話はそれるが、その、ランチしたお店がブラボー。
高崎の郊外、ある場所に何軒か、和食とかいろいろなお店が集合。
そこのイタリアンがとにかく、朝比奈も友人たちもお気に入り。
おしゃれで、おいしくて、リーズナブル以上のハナマルなのだ。

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Mt. Myogi, Photo by Azuhata

さて、問題の話。
彼女たち、クレオパトラⅦは男をゲットする手腕がすごい、とか
毒蛇に噛ませて自殺するなんてエンタメチックだとか……。
それで朝比奈は怒った。
「あなたがた、どこでそういう情報を得たの?」
「新聞の“クレオパトラ展”の公告とか、ネットとか、
世の中に出回ってるいろいろな……、そうよねぇ」と、友人たち顔を見合わせる。
「それで私、心底、腹が立ったのよ。よくもまあ、こんなガセネタに、
みんな営々と、なぜ疑問をもつことなく従っているのか! って、
それで書いたわけ、徹底的に多角的に情報収集して、『クレオパトラⅦの追憶』」

「でも世の中って、結構そんなモンよねぇ。YOGAだって、
いくら私たちが、本物・本道を話したって、ファッション・ヨーガと
区別がつかないみたい」と、友人(みんな朝比奈のYOGA仲間)のひとり。
「そうそう、それでね、私、YOGAの本も書いたの、バリバリの本物。
10月中にはデジタル書店で発売するし、アプリも出す予定」と朝比奈。
「バリバリの本物って?」と他の友人。
「おそらく、追随を許さない。色即是空と空即是色の体験に、
分子生物学的・量子論的・哲学的アプローチで迫る」と朝比奈。
「えー、やたら難しそう」
「理論とアプローチ法は難しいわけだから、すっごくいい男と、
その男がイカレル彼女のラブ・ストーリーで展開していく。これが、オモロイ!
ちょっと頭がヤバくなるころには、タイムリーにギャグが入る仕掛け」
「それ、おもしろそう」
「買って、買って、発売されたら。デジタル書店もアプリストアも、
無料お試し版があるから、安心!」

「ねえ、これ見て!」
先ほどからタブレットをゴチャゴチャいじっていた友人のひとり、
「出た、出た、amazon のデジタル版」
「見せて、見せて」と、他の友人。
「『クレオパトラⅦの追憶』っていう感じの表紙、すごくキレイで魅力的。
ああ、これ読みたい。でもあなた、いつ、どうやって、こんな男と女のこと、学習したの?」
「ふふふ、どうぞ、ご購入をよろしくお願いしまーす。
そのうち、テクを公開しましょーね」と朝比奈。

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2015.09.16

クレオパトラⅦからYOGAの世界へ?

えっ? あと、1週間? 連休で終わりなの?
とにかく「クレオパトラⅦ」と、昼も夜も声を大にしてきた朝比奈。
彼女とカエサル、アントニウスとは、9か月間、
朝から夜中まで、深くねんごろに語り合ってきた。
東京から大阪へご出張となると、ちょっと寂しい。

(東京国立博物館でのクレオパトラ展は9月23日まで。
10月10日~12月27日には、大阪の国立国際美術館で開催されます)

朝比奈のアタマはすでに、来月発売予定の
「YOGA COSMIC SYSTEM」へ突進中!
でも、しばしば後ろを振り返ってしまう。

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Photo by The British Library

なぜって、朝比奈がこんなに声を大にして、必死に叫んでも、
世間のクレオパトラⅦやアントニウスに対する認識は、
ちっとも進化していないみたい。
カエサルだって、ホントウのカエサル像にはイマイチ。
なぜ、もっともっと、リアルな彼らを伝えようとしないのだろう。
あり合わせ情報で、うまくまとめてしまうのだろう。

より深い、真実を探求して欲しい!
『クレオパトラⅦの追憶』は、現在デジタル版が発売中ですが、
10月には、Google PlayとApp Storeにアプリ版が並ぶ予定です。

涼しくなって、本格的な“読書の秋”到来!
ぜひ、お楽しみください。


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2015.09.14

デジタル出版はこうなっている!

『クレオパトラⅦの追憶』が、とにかく
デジタルで世の中に出ることになった! ときのテンヤワンヤです。

「朝比奈さん、In Designデータ(印刷用データ)を
“EPUB(イーパブ)”に変換しなくちゃいけないみたいですよ」と相棒のS。
「“イーパブ”ってなんや?」
「E = 電子、PUB = Publishingですかね?」といいながら、Sはネット検索。

以前、国際観光情報誌“itn Open!”のデジタル版を出したときには、
In DesignをPDFデータに変換して納品すれば済んだのですが。

「雑誌みたいに画像がたくさん入っているのは、PDFでOKなんですよ……。
でも、書籍はタブレットとかスマホとか、ディバイスに合わせて文字サイズを選んで
読んだりできるわけです。つまり、雑誌のページを拡大・縮小するのとはわけが違う。
いろんな種類のディバイスに対応させなくてはいけない。ということで、
電子書籍用のファイル・フォーマット、“EPUB”への変換が必要になる!」とS。

“EPUB”変換の専門会社へ委託してデータはできた。そして、
『クレオパトラⅦの追憶』の“EPUB”データはめでたく、配信会社へ納品された。
あとはAmazonのKindleストア楽天Koboの電子書籍ストア
などなどの店頭へ並ぶだけ。

「Oh! ついに、やったー!」と思っていたら、
配信会社から「データ検証作業で問題が発生!」とのメールが届く。

早速、Sが配信会社のデータ検証結果を追跡。
「わかりました! 1点だけ、やたらデータの重い画像が入っていて……、
(ビッグ・ムーンの画像データは印刷対応になっているので、
画像をきれいに見せられるように、画像データはデカイ)
どうやら、変換現場で1点だけ、データの軽量化を忘れたみたいです」
「ああ無情! まあ一般的に、小説には、こんなにカラー画像を入れない、
文章で読ませるんだからね」と朝比奈。

“EPUB”変換屋さんが、データ修正をしてくれた。
「本の作りが、いろいろ複雑で、リンクの張り方もメンドーで……」と、
まあ、“EPUB”変換屋さんにとっても手のかかる仕事だったようです。
「つまり、読者のみなさんのことを考えすぎて……、でも、
“EPUB”の特殊性に私たち旧人類が慣れていかなくては」とS。
まあ、デジタル書店に無事に並んで、ホッ! と、わくわくです。

「よろしく、よろしく、ご購入のほどお願い申し上げます」S&朝比奈。

CP_表紙オビあり

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2015.09.03

地図と歴史ウォッチでアナクロを脱却したい

「東海の小島の磯の……われ泣きぬれて地図とたわむる」と、
しょっちゅう朝比奈は、地図を拝みながら見ています。
古代の地中海沿岸地域の歴史をベンキョーしていると、
しばしば、とんでもない錯覚に襲われてしまうからです。

たとえば、ブルガリア大使とお話をしたときのこと。
琴欧州とヨーグルトばかりが頭の中でピカピカし、
先進経済大国の意識のうちに、そこそこいい気になっていた朝比奈。
トラキア・ワイン(『クレオパトラの追憶』第1部にも登場します)、
つまり世界最古のワイン醸造の遺跡が、ブルガリアにあることを聞かされて、
ああ! なんと無知な……と自己批判。

まず、「トラキア(Thracia)というのがラテン語であること、
ブルガリア領内で、トラキア時代の遺跡発掘が進むと、
黄金文明と呼ばれるほど大量の、精巧な金細工が発見された」と、
大使は、禁持ち出しの写真版カタログを見せてくださった。

Oh! 分厚い、重そう、黄金製品のオンパレードである。
どれもこれも、まるまる金、メッキではなく金無垢なのだ!
ふと、『オデュッセイア』の記述を思い出した。
オデュッセウスを迎えてもてなす王たちは、
みやげに、黄金の杯どころか大鍋のようなものまで、
とにかく黄金製品を気前よくオデュッセウスに持たせるのである!

ところで、これはいつごろのこと?
トラキアの歴史をざっとwatchしてみましょう。

BC6世紀ごろからギリシャ人の植民都市が建設される。
BC4世紀に西マケドニア王国に征服される。
その後、一時独立期を経て、南部は共和政ローマに支配され……と。
そして、カエサル、アントニウスの時代になっていく。

そのころの日本はどうか、日本史年表を広げてみた。
「北九州に稲作と金属器を特徴とする弥生文化が成立する」が、
前期(BC5世紀ごろ)は、主要な生産用具は
大陸系磨製石器と木製農耕具が主体、と年表には記述されている。
おいしい赤ワインどころではない、のです。

そこでふと、出現したイメージは、先日、立ち寄った駅前の書店の光景。
歴史小説のコーナーを探し、ずらり棚に並ぶ書籍に目を走らせると、
95%がいわゆる“江戸もの”で、中国もの少々を除けば、海外の歴史小説は皆無。
「海外の、イタリアとかその他ヨーロッパ、地中海諸国などの歴史小説は?」
と店員さんにたずねると、小学生向けの世界歴史物語風の数冊が置かれた場所へ。
「大人向けの海外の歴史小説は?」とか、なおもいろいろたずねる朝比奈に、
「これだけですが……。“江戸もの”が売れていますから」と。

グスン、涙が出そうな朝比奈。「これが市場原理というものか!」
でも、これでいいのだろうか?
日本史観のガラパゴス化であり、一種のアナクロニズムではないのかなぁ……。

“itn Open! No.2”でのブルガリアの紹介ページです

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2015.08.31

『クレオパトラⅦの追憶』朝比奈桐子の執筆日記―10

【真実を求めて、歴史事実を探究】

『クレオパトラⅦの追憶』はデジタル版が無事発売されましたが、
今回は最終校正中のお話。
朝比奈は、歴史年号と格闘していました。
まず、BCというのが問題で、つい頭が混乱。
つまり、数字が小さくなるほど「現代」に近づくからだ。

もう1つの問題は、複数のデータ照合という、厄介な手続き。
しばしば相棒のSに「朝比奈さん、この年号はどこからもってきました?」と。
「塩野七生先生の、『ローマ人の物語Ⅴ』の巻末年表ですが」
「第3次ミトリダテス戦争の始まった年号が違いますが」とS。
それっ! と年号追跡が始まる。
「第3次」というように、ミトリダテス戦争は第1次も第2次もある。
Wikipedia情報で照合していたSは、
「第3次ミトリダテス戦争の開始は、カエサル33歳、クレオパトラⅦ2歳のとき、
ではない」という。(←校正時に修正しました)

それっ! 『世界史年表第二版』(歴史学研究会編/岩波書店)と、
『世界史年表・地図』(吉川弘文館)を参照する。
確かに! Wiki情報と合致する。
しかし塩野七生先生は、ローマの専門家である。
彼女の情報には「深い、何かが在るかもしれない」と、さらなる追跡を開始。
わかった! わかった! 朝比奈が叫ぶ。
「つまりね、第3次ミトリダテス戦争はBC75~63年。
Wiki情報と岩波書店、吉川弘文館情報は合致。
なぜ、『ローマ人の物語Ⅴ』巻末年表だけ、開始年が違うのか?」

ジャーン! 謎が解けました。なにしろ12年間に及ぶ戦争である。
途中で、司令官が変わることがあるのだ。
前半戦のBC75~66年の司令官はルクッルス、
後半戦のBC66~63年の司令官がポンペイウス、というわけだ。
「カエサルの親友はポンペイウスで、この文脈ではポンペイウスの戦争がポイント」
ということで、「ポンペイウスの」と赤字を入れて一件落着。
ああ、くたびれた。

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ミトリダテス戦争時代に使われたギリシャ戦車
(イスタンブール考古学博物館蔵)
Photo by G.dallorto


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