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書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。

クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』と
『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!

そしてon tourから、グ~ンとWARPして
YOGAと瞑想のブログ“Open! Mind & Body,”へ!!
2018.01.24

翻訳という魔術

朝比奈は、ポール・ヴァレリーという男が好きである。
もちろん会ったこともない、朝比奈が生まれる前年に物故してしまった男を、
どのように好きなのか? と問われれば、そのNEURON システムだ、と。

よく、「作家の文体」という表現が使われるけれど、
編集屋は、複数の作家の文体で、文章を書くことができる。
売れっこ作家などは忙しく、「ちょっと書いておいてくんない?
チェックして、手を入れるから」と、ラフ・スケッチと情報を渡されることがある。
編集者は(ゴースト・ライターでなくとも)、それも仕事の守備範囲なのだ。
だから、作家の文体には日ごろから、少なからざる興味をもって、
収集し、分析し、類型化し……。これは、いうならば他人の脳の、
文章構築のNEURONネットワーク・パターンを、ファイルしておく作業だ。

昨夜、on bed の読書は『レオナルド・ダ・ヴィンチの方法』(ポール・ヴァレリー著、
山田九朗訳/岩波文庫)であった。
??? これは、ヴァレリーの文章?
もちろん、ネタがレオナルド・ダ・ヴィンチのコトだから、
擬古文調で書かれているのかも知れない、と疑ってみる。
そんな時には、「訳者あとがき」へ飛ぶ。そして、訳者個人の文体と照合。
Oh! 山田九朗先生の、自身の意を述べる文体が、訳文とほぼ同様の口調。
とすると、確率は50%。つまり、山田氏がヴァレリー口調を加味して「あとがき」を
書いたのか、はたまた本書全体が、山田氏口調の日本語に訳されたのか?

ヴァレリー文章好きの朝比奈は、彼の文章を、さまざまな訳者の表現で読んでいる。
そもそも、その翻訳表現で、ヴァレリーのセンスが好きになったのだから、
山田九朗訳だと別人の作品? となってしまう。
ああ、言葉とは、翻訳とは、なんと大それた世界なのだろう!

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