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書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。

クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』と
『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!

そしてon tourから、グ~ンとWARPして
YOGAと瞑想のブログ“Open! Mind & Body,”へ!!
2017.07.20

ショック! 「守れなくて、ごめん」-1

7月16日(2017)、朝日新聞の“窓”である。
認知症者の事故死の記事だが、その女性は69歳。朝比奈より1つ若い!
このblogで、朝比奈が年齢を公表しようとすると、相棒Sはセーブをかける。
若いSの気持ちは有難く、十二分に理解しているが、
それは差別意識だ、と朝比奈は思う。こうした、高齢者に対する
無意識の差別が、「守れなくて」という優しい言葉にもなるのだと思う。
この種の言葉を耳にすると、つくづく“日本型”だなあと、ズシンとこたえる。

これまで、現実にも、古今東西の文学作品などにも、
高齢者やその周囲の人々の心理を、少なからず見てきた。
ふと、アントニオ・タブッキの『時は老いをいそぐ』(和田忠彦訳/河出書房新社)
“雲”の、海辺でのオジサン(タブッキは朝比奈より4歳上である)と
少女との会話が浮かんだ。

少女は今しがた出会ったばかりの“おじさん”に問う。
「あなたってよんでもかまわないかしら?」と。
おそらく、日本の女の子なら、そうした男のそばへも寄らないだろう。
つくづく、「イタリアは成熟した社会だ。もっとも、日本が竪穴式住居のころ、
つまり、ローマ帝国以来だからねぇ」と思った。

tabucchi.jpg

「高齢者を守る」という視点は、明らかに上から目線(嫌な言葉だが)である。
要は、どこまでも「対等に付き合う」ことこそ重要なのだ!
記事の女性は、詐欺にあって500万円も取られてしまった。
これは、とても重要な情報! つまり、詐欺者は商売だから、
彼女を立派な1人前以上の顧客として扱ったのである!

決して上から目線などではなく、れっきとした資産家として、丁寧に礼を尽くし、
大いに持ち上げ、甘く優しい数々の言葉で褒めちぎったにちがいない。
それが、彼らの知的ホスト・マニュアルである。

長い人生において、舅・姑・親戚に気兼ねして暮らし、
今は、大きくなった子供たちに、優しくしてもらう立場である。
凛とした、一個の、人間の尊厳を認めてくれる人がどこにいるのか?
みんながチヤホヤしてくれるだけ、孫たちはお小遣いと引き換えである。
そんな彼女たちを、立派な一個人として商取引の場に立てる。
この彼女の晴れがましさが、子供たちに、理解できるだろうか?
学生のころ、朝比奈は遠縁の資産家老女を、詐欺の手から救ったことがある。
彼らの束の間のイリュージョンは、独特の夢と満足感をもたらすようになっている。
マインド・コントロールを解くのに、多少とも技術がいった。

続く・・・・・・


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