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書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。

クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』と
『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!

そしてon tourから、グ~ンとWARPして
YOGAと瞑想のブログ“Open! Mind & Body,”へ!!
2017.06.30

いい男からツナガル、いい男の系譜

『ワシントンD.C.』(ゴア・ヴィダル著、宇野利泰訳/早川書房)を読んで、
痛感した。“いい男”を描くのがウマイのだ。ルンルン。
そもそも、なぜ同書を読む気になったのか、といえば、
目下、朝比奈の最愛の恋人、ドーキンス先生(→コチラ)の
『延長された表現型』に登場するからである。
そしてドーキンス先生のモトをただせば、デネット先生(→コチラ)なのだ。
そしてゴア・ヴィダルが、あの大スぺクタクル映画『ベン・ハー』の
脚本を書いたのだと知って、目が飛び出すほど驚いた!
しかしこの件は、ノンクレジットにされてしまった。詳細は、コチラでどうぞ。

映画『ベン・ハー』(→リメイク版はコチラ)における、
大スケールの歴史舞台で翻弄される英雄的な男、
『ワシントンD.C.』には、繊細優美な男から、
しぶとくアナーキーな男、栄光と財力を着実に手にしていく男……、
いずれにも、クールな男の魅力が横溢している。
そうか! 彼はバイセクシュアルだったんだ。
それにしても、朝比奈の好むオトコにはby系が極めて多いようだ。
つまり、欲張りなのかもしれない。

GoreVidalVanVechten1.jpg

時代を遡れば、地中海沿岸地域の貴族階級では、byは正統派ともいえる。
たしかに、ギリシャ&ローマ彫刻を見れば、若い男の美しさには、
美人女性がとても及ばない“美”と“魅力”が凝縮されている。
14代ローマ皇帝ハドリアヌス(117~138年)の愛人、アンティノウスについては、
かつてこのブログでも紹介したが、息をのむような美しさ、
アンニュイなデカダンスの放つ美しさ。これは、♀には望むべくもない美である。
♀は、なんといっても健康的なのだ!

繊細なガラス細工のような“いい男”のキラキラした神経、
時にピシリと傷が走り、また、そして何度も、人知れぬ闇の中で、立ち上がっていく、
決して健気とは言えない、独特のしぶとさ。
なんという魅力なんだろう! えっ! トーマス・マンもそうなの?
そうね、『魔の山』の、あの神経としぶとさは、タダモノじゃない。


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