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書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。

クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』と
『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!

そしてon tourから、グ~ンとWARPして
YOGAと瞑想のブログ“Open! Mind & Body,”へ!!
2017.06.28

木田元さんとメルロ=ポンティ

朝比奈が大好きな、お2方である。
2年ほど前、K大学教授の著書で、フッサールを読んだ。
古書で、最初の方の十数ページには、サイドラインが引いてあったが、
以下最後まで、まっさら。おそらく、著者の授業を取った学生の所有だったのだろう。
朝比奈は一応、フッサール、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティと読み進める
計画を立てた。

ガッチガチのフッサールは、ともかく2回半で見当はついた(コトニシタ)。
ハイデガーは、若く美しく聡明なハンナ・アーレントを手込めにしたオヤジだけど、
『存在と時間』だけはヤッツケルことにした。
ヒトラーに肩入れもしたW嫌な男だが、『存在と時間』だけはガマンした。
やっぱ哲学者って(哲学者でなくても)、人間の基本姿勢、存在姿勢が重要ですよね?
高校生のころから、サルトルという男は、どうも嫌い、大嫌いかも知れない。
理由はいろいろあるけど、多すぎるから、ここではパス。
そして、大好きなメルロ=ポンティとベルグソン。彼らの間に時々顔を出す
ポール・ヴァレリー(→コチラ)とレヴィ=ストロース(→コチラ)、
みんなお気に入りの“いい男”だ。

そうそう、話はメルロ=ポンティの『人間の科学と現象学』。
そこには、フッサールの「現象学的還元」のカラクリが、見事に展開されている。
ふむふむ。「脳のシステムとは、こういうものなのね!」と、すっきり爽やか。
つまり、ガチガチ頭のフッサールが繰り広げる、グタグタ・ウダウダしち面倒な論説を、
さらりエレガントに、すっきりと見せてくれるのだ。超気持ちい~い!
おまけに、翻訳が木田元さん(→コチラ)なのだから、
パリ・ジャンが雪駄を履いて、教科書片手にカルチェ・ラ・タンを闊歩するみたい。

うん? メルロ=ポンティって、ユラユラ・ぬるぬる・グニョグニョの大先生じゃない?
そう、そうなんです! この本のカヴァーに謳われている『眼と精神』という、
セザンヌに関する絵画論なんて、まさにメルロそのもの。でも、
好きな者同士というか、セザンヌも一途に、そういう男らしい?

Paul_Cézanne

「私があなたに翻訳してみせようとしているものは、もっとも神秘的であり、
存在の根そのもの、感覚の感知しがたい源泉と絡みあっているのです。」
と。
                              J・ガスケ『セザンヌ』
うーん、いいなぁ………。


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