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書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。

クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』と
『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!

そしてon tourから、グ~ンとWARPして
YOGAと瞑想のブログ“Open! Mind & Body,”へ!!
2018.08.31

ついに出た! 『マスコミ偽善者列伝』

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寺島実郎などは言うまでもない!
トマ ピケティの本を日本語版元に注文した時には
「明日、アマゾンに載せますから、よろしく」と。
Amazonから飛んできた純白の美しい表紙の本は、
翌日、ゴミ箱へ。古書店回しにすると、新本同様だからお金を払ってしまう
惨めな人が出かねないからだ。

池上彰さんは、すっかりマスコミ界の毒とお金を吸い込んで、
グズグズに崩れちゃいましたね。本質はなかなか「いいヒト」なのに。
“脳”を精進潔斎して、爽やかに復帰されることを願います。
瀬戸内寂聴さんの実力には、かつて、ひそかに驚きました!
たまたま美容院に置いてあった女性週刊誌で、
彼女の「身の上相談」への回答を読んだとき。ああ、これが人気の秘密なのだ! と。
大したものである!! 微に入り細に入り、高所から断定アドバイスを雨霰。
この偏見と断定こそ、価値があるのだ! 相談者たちは、もともと不確実性の中で、
右往左往している人たちなのだから、こうした「断定」こそ、
マトが外れていようと、アナクロニズムだろうと、価値があるのだ!
つまり、数億年にわたって女性のDNAに刻み込まれた単細胞行動、
これは心地いいのだ!

澤地久枝さんに「建て前を言いつのる」と言っては気の毒ですよ、加地伸行 先生!
? 澤地久枝さんは、ある種の女性たちに特有の、
「建て前と実態・本質」の区別がつかないヒトなのですから。
実は、このタイプの「頭のいい女性」は少なくないんですよ。
そこが、(言いにくいんだけど)「知的女性」と知的男性の異なるところなんです。
もっとも、実態と建前を承知で使い分け、ゴチャマゼにする男性も少なくないけれど。
「知的」といっても、どうも日本女性の場合は、その多くが情念を含んでいる!
そんな新手が、男性に斬新感を持たせるのかも知れないなぁ。

そして最後に、
加地先生は、とうにご承知と思いますが、ぞろり居並ぶ人々が、
金輪際「自分の言っているコトが、“建て前”などとは思っていない!」
その時バッタリで、けっこう本気でそう思っちゃってる、
それを斜に構えたTVが、ヤイノヤイノとおもしろ・おかしく持ち上げる、
猿回しみたいなモンですが、「有名人」好きの庶民の中には、
「へえぇ」と感心するヒト、世の中を斜に構えて生きる人々は、笑って楽しむ。
「辛口爽快エッセー」はおもしろそうだけど、そのうち加地先生が、
怒髪天を突くほど、ご立腹とならないか、血管と血圧を心から心配しています。
フレー・フレー!
朝比奈桐子 拝

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Photo by andeecollard


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2018.08.27

読書と記憶と意識のタペストリー

昨夕の話、である。
朝がたの、大いなる日曜設計は、どこへ消えてしまったのだろう?
「薔薇色の、斉一で巨大な塊である夕暮れと混じり合う」
(『悲しき熱帯Ⅰ』レヴィ=ストロース)中にいる。

ぶり返した猛暑になすすべもなく、日がな一日on bedで、sideに積み上がり、
崩れながら、微妙なバランスをとっている本の中から、ウマイこと
引き出したのは『レヴィ=ストロース 夜と音楽』(今福龍太/みすず書房)である。
なぜか晩夏に、都合よく目につくところにあって、手に取ったのだ。
そういえば、晩夏の午後に、なぜか「おいで、おいで」をするヤツラがいる!
トルーマン・カポーティの『カメレオンのための音楽』や、
ガルシア=マルケスの『エレンディラ』だ。

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とにかく、『レヴィ=ストロース 夜と音楽』を広げ、
気ままにページを繰った。たぶん1~2回、読んでいる。
「砂漠は、空より僅かに粘度の高い、薔薇色の、
斉一で巨大な塊である夕暮と混じり合う。」『悲しき熱帯Ⅰ』からだ。
『悲しき熱帯Ⅰ』は読んでいたのだが、この箇所の記憶はない。
巨大な真紅の光球が薔薇色にうねる砂漠に融けこんでいく日没のドラマに、
命脈を鷲掴みにされたのは、タクラマカン砂漠において、であった。
それが、『レヴィ=ストロース 夜と音楽』でまた蘇り、再編成された。

読書の魅力は人それぞれだろうが、「本が本を呼ぶ」という魅力には、抗しがたい。
それは自己の意識の奥底で、検索したり、構造化、体系化しているのかも知れない。
それらが、現実の体験記憶や思いがけない発見を伴って、
深化し、新鮮で重厚な感動を携えて蘇るのかも知れない!


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2018.07.26

英雄伝とはいいもんだ!

気分がダウン系で、いま三(イチでなく)パキパキしない。
こんな時には瞑想を? という状況にはなれない。理由は、
脳クンがオサボリ・モードなのだから、ロクな収穫はないのだ!?
「瞑想は、心を落ち着けるようなコト」ではなく、脳クンから、
何かいいネタを、ぼったくってくるために、行うのである!

と言うことで、ダウン系脱出の妙薬は『プリューターク英雄伝』(澤田謙/
講談社文芸文庫)である。読み始めれば、わくわくイクゾー!!!と、
勇気・ヤル気がりんりんと湧き出してくる。

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大王アレキサンダー、英傑シーザー、哲人プラトン? 智謀テミストクレス、
怪傑アルキビアデス、大豪ハンニバルなどなど、胸躍る男たちの大活劇。
しかし、「それは英雄伝だから、そうでしょう」ということになるが、
なんて、ヤツラは戦争が好きなんだ!
日本の戦国時代の、武田信玄だの上杉謙信だの……あんなのは、好みじゃない。
じめじめしていて、ダサイのである。

イクサ話なら、やっぱギリシャ、スパルタ、カルタゴ、ペルシャ、ちょっとローマかな?
戦争の洗練度、オトコの魅力が違うのだ!
だから、国々の女たちが戦争好きになるのも、無理はない?
とか言ってると、叱られちゃうのでヤメルが。ちょっと、名言を。
「ああミヌキウスの自滅は、彼が望んだよりは遅かったろうが、
予が心配していたよりはあまりにも早過ぎたぞ。」そして軍隊に向かって叱咤した。
「進め者共。進んでミヌキウスを救え!――」そして、ミヌキウス曰く
「われらはハンニバルに敗れて恥辱を得ましたが、卿に敗れて幸福を得ました。」と。
とにかく、イイオトコが目白押し! 楽しいなぁ、お休み。


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2018.07.17

バカでも、カミサマは見捨てない?!

朝比奈は、途方もなくバカである。そう、毎日のように言っているので、
相棒のSもFも、何も言わずに笑っている。
つまり、分かりきったことを、毎日のように言うのは、
バカ以外ではありえないからだろう。
週に3回、朝15分ほどやっているリズム・タップの練習も、
先生がSだから、朝比奈はFに内緒で1回余計にしてもらっているのだ。
それでFと互角になるかと言えば、新メニューが入ると、また大差が出るという具合。

一般に運動神経が鈍いと言われるのだが、朝比奈が徹底的に追究してみると、
どうやら左右の側頭葉の働きが悪いらしい。つまり、そもそも頭のないゾンビたちが、
極めてバカなのだ!? コイツラが、バカのくせに(バカだからか)マトモに
仕事をやらない。しょっちゅう余所見をしたり、現場(側頭葉の中)の中に、
ゆらゆら流れてくる情報を捕まえては、ワイワイ「ああだ、こうだ」と騒いで、
本業をオロソカに放り出すのだ。それで、Fはきちんと音楽に乗って、
きちんと指示どおりのステップを踏んでいるのに、朝比奈は、
しょっちゅうつっかえたり、躓いたり、足がもつれたり……。
先生が相棒のSだからメンドーをみてくれるのだが、lesson料を払うスタジオなら、
「無理ですね」と、ヤメ宣告を受けるにちがいない。

なんで、こんな話をするのか?
算数のデキナイ朝比奈が、ついに、スゴイ本を見つけたのだ!
“待てば海路の日和あり”? 『数学とは何か』(R.クーラント&H. ロビンズ著、
森口繁一 監訳/岩波書店)、1980年・第13刷の古書である。

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「算数」と「数学」、この全く、根本的に異なる頭脳操作(概念操作)の方法を、
すっきり、まことに巧みに解き・見せてくれる。
数々のお道具(記号や数式)の組み立てを、すっきりと見せてくれる。
そうだったのか! そうだよね、と、喜ばせてくれる!

きっと、原著者のRichard CourantとHerbert E. Robbinsは、
数(すう)という抽象概念の世界の住人で、
概念が描き出すRealと、直に暮らしている? そんな気がする。
算術という半分抽象の世界から、どうにも抜け出せなかった朝比奈のアタマだが、
いよいよ、“用意されたアタマにやっとこさ神が降りた”? のかも。
うれしいなぁ、死ぬまでに数学がわかるように、数式が解けるように、頑張ろう!
きっとリズム・タップも、カミサマが「あな、あはれ!」と、
お助けくださる? 超甘いかなぁ?


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2018.06.19

救われない深さ?

6月16日の土曜、午前中のYOGA授業を終え、相棒Sと神保町へ急いだ。
岩波ホールで『ゲッベルスと私』を観るためである。
岩波ホール創立50周年記念作品ということだから、1カ月前から楽しみにしていた。
撮影当時103歳という女性の、体験の語りに資料映像が加わるという、
モノクロームのオーストリア映画、2016年の作品である。

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凄い! そのオゾマシサである。
かつて、ナチスのNo.2であったアイヒマンの裁判に立ち会った、
ハンナ・アーレントの映画を観た。
同時代に同じベルリンに生きた女性2人、こんなにも違うものか! と、
ゾッとした。それは、無意識のうちに、自分自身に重ねたからである。

ナチスの宣伝相、ゲッベルスの秘書であったブルンヒルデ・ポムゼルは、
「宣伝省の階段を貴族のような面立ちで登ってくるゲッベルス……
非の打ちどころもケチのつけようもない人……」と語る。そして、
「スポーツ宮殿で語るゲッベルスは、大声でがなり立てる人に豹変した。
“演技力であの人に勝てる役者はいないわ”」と。
彼女は、追憶の中に、今もワクワクする過去を自慢げに、
深いシワに畳み込まれた象皮のような顔を、上気させ表情豊かに語る。
103歳、義歯はなく、語り口は正確で、カクシャクとしている。
時々見せる恥じらいの表情が、あまりにも語り内容とのGapを感じさせる。

「私に罪があったとは思わない。ただし、ドイツ国民全員に罪があるとするなら
話は別よ。」と語る彼女は、戦後、ロシアに抑留され、
親友ともいえるユダヤ系女性が送られたアウシュビッツと同様の収容所のガス室で、
シャワーを浴びることになる。その回想に出てくる親友への悔恨はない。
彼女の心性を貫いているのは、“私は悪くない”“あんな社会状況なら、
誰だって、そうするしかないわ”である。そして、
ナチ党員になって、宣伝省で働いた日々を楽しげ、自慢げに語る。
最後に「私はバカだったのよ、何も知らなかったのよ」と。

「私は何も知らなかった」「上官の命令に従っただけだ」、だから罪はない!
これは、アイヒマンが法廷で強く言い放った言葉、そのものである。
この心性は、日本人にあるだろうか?
『日独伊三国同盟』で、戦争をした日本である!


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