FC2ブログ
information

書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。

クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』と
『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!

そしてon tourから、グ~ンとWARPして
YOGAと瞑想のブログ“Open! Mind & Body,”へ!!
2019.08.07

なぜ? “うつ”を発症させるのだろう?

asahi190807.jpg

拝啓 朝日新聞・武田耕太 様

8月7日(水曜・朝日新聞朝刊)「長引く体の不調 うつ病かも」
連載“老いとともに”の「うつ」である。
まず、記事のリードが目を引いた。
「年を重ねるとストレスのかかるできごとが増え、
うつ病のリスクが高くなる」
????  コレハナンダ!

上記の論理は、オカシイのではないか? と。
「ストレスのかかるできごとが増え」と言うなら、圧倒的に中年後期であって、
「老い」zoneの「前」である!
仕事や職場の問題、子世代の就職や結婚問題、成人病etc. 数え上げればキリがない。
一方、記事内容(高齢者)は「加齢による脳の変化も要因」「体の症状が前面に出る」と。

多点詳細追及は煩雑なので、結論だけ、簡略に述べたい。
●同記事のポイントは、「早めの受診」なので、それに異存はない。しかし、
★最大ポイントは「高齢者諸氏が、なぜ? 日ごろから“自身の脳力”の変化実態を、
疑わないのか?」
 という問題にあるのではないのか?!

「うつ」という「脳の状況」は脳の機能低下、つまり
「脳が、仕事をしたがらない状況」に他ならない。若者たちの「うつ」も同様だ。
この新聞記事のDATAで驚いたのは、
①「65歳以上でうつ病の人は1割程度」
②「脳の血液循環が阻害されて血管が変化し、症状はなくても小さな梗塞ができることが多くなる」
③「こうした脳の変化でストレスに弱くなると、うつは起きやすくなる」と。
そして結論は、医療機関などで「抗うつ薬による治療やカウンセリング」、
「介護保険のデイサービスの利用」へと展開。

過日すでに、このblogで紹介しているが、なぜ? メディアも医療機関も、
高齢者(もちろん、中年期・若者たちも含む)“うつ”の積極的解消法を追究しよう、と
しないのだろう? 医療機関も「早めの受診が大切」と述べながら、
「認知症と高齢者の“うつ”は共通点があり、難しい診断」という。
当該分野の医師たちの“実態把握やカテゴリーapproach”に、どうも釈然としないのは、
朝比奈だけだろうか? 取材時に、そうした部分に突っ込みを入れると、
「シロウトに何が分かる!」と、概ね気色ばまれ、早々に取材を止めることになる。
ふと、上記記事の執筆者・武田耕太さんの取材時を想像してしまった。

ここでまたもや朝比奈の脳裏に浮かぶのは、「野口英世の黄熱病の病原菌追跡」の話だ。
つまり、“Category mistake”では? と思う。
「レビー小体型認知症」と「アルツハイマー型認知症」「高齢者うつ」……。
そしてそもそも、「うつ」とは何か? それぞれの病態のmechanismと、
その「表現形態」は、どれほど「分別」でき、それぞれのgrey zoneと、
Crossoverやoverlap、mixtureなどは、どのようになっているのだろう?

これまで、取材でこうした点に質問が及ぶと、医師たちは巧妙に“お茶を濁す”か、
俄かに“気色ばむ”かのどちらかであった。
論文など、資料追跡が難しい問題は、untouchableなのだ! と、再認識してきた。
ぼちぼちと、自身で追究していくしかない、と肝に命じている。

3091945430_3013fc7795_z (1)
Photo by macguys


ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします。


スポンサーサイト



2019.05.07

差別感覚の生まれ方の不思議

「ベトナムの犬食 包囲網」というタイトルの大型記事が、目を引いた!
朝日新聞5月3日(2019年)朝刊である。

16435455448_fd6b852768_z.jpg
Photo by CiaoHo

だいぶ昔だが、シルクロードを旅したときに、トルファンあたりだったか、
バザールで驚くほどの種類の動物たちが、「食用」として売られているのに驚き、
深く興味をそそられた。
何といっても、興味の最大は、売る方も売られる方も、アッケラカンとかわいいのだ!
これは、「原始感覚」というものだろうか? と思った。
露天バザールの木陰で、「犬・さまざまな種類の鳥・ウサギ・カメ・
イナゴ(籠入り)……」などが、屈託なく、遊んでいる。そのそばで、
「見せ番?」のオジサンも、屈託なく行き交うニンゲンを眺めている。
購入すれば、数軒先の「店(簡易建物)」で捌いて、ビニール袋に入れてくれるし、
生きたまま動物たちを持ち帰ることもできる。
なんとのどかな、共生なのだろう! と、深く感動した。

「犬食」は×で、牛・豚・シカ・クマ・鳥(鶏・野鳥を含む)・魚・クジラ、
カメやヘビ・ワニなどの爬虫類は〇とすれば、この差別基準は、どこから来るのだろう?
「観光客らに悪い印象残す」という見出し、
リードの「外国からの風当たりも強い」というのも、気になった。
実際、カメなどは中国料理では高級食材だし、スッポンは日本でも養殖されている。
「動物愛護団体」の愛護基準・圧力基準は、どのような内容なのか?
「残酷に殺されている」と表記されているが、「安楽死」ならいいのか?
問題は、食用動物のguide lineとなるのだろうが、基本に感染症の問題があるのなら、
結局これは、ニンゲンサマ中心主義で、「動物愛護」とは、錦の御旗では?

どうも、切っても切っても「オレサマ顔」が出てくるニンゲン中心主義には、
腹立ちを覚える! 牧場の牛たち、養豚場の豚たち、養鶏場の鶏たちが、
「そうそう! モウモウ、ブウブウ!!! ケケッコケコケコ」と叫んでいるみたい。


ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします。


2019.05.01

言葉の魔術にどっぷりと!

「270円の弁当 デフレの世に涙」とは、4月30日(2019年、朝日新聞朝刊)の、
投稿欄。投稿者は70歳の会社顧問である。
投稿文には、投稿者が、この弁当をどこで購入したのかが、書かれていない。
一方、弁当のCONTENTSは、こと細かく記載されている!
そして「弁当の製造販売でどれだけ儲けられるのかを考えてしまいます」
この弁当が格差社会に生きる人々を支えています。
目の前の『平成』に泣けてきます」と。

なんと!まあ! 傲慢なヒトだろう! ひょっとしてボケ?
「顧問」というのは、どんな実務をしているのだろう? ひょっとして「名貸」?
「この弁当」を、コンビニで購入したのか、会社出入り業者の持ち込み販売なのか、
という重要pointは一切書かれていない!
メディア商売の原稿なら、突っ返されるところだ!!!
そして驚くべきことに!「この弁当が格差社会に生きる人々を支えています」と。
この論理を分解すると、270円の弁当の購入者 = 格差社会に生きる人々となる!

どのような会社の「顧問」なのかは推測できないが、
コレハ、権威主義・拝金主義・強度上昇志向 とは言えまいか?
つまり、この投稿者自身が、格差社会大好き人種なのでは?

昼食を270円の弁当で済ませ、
「夜」はDress upして、彼女とカフェ・レストランでDinnerを楽しむかも?
つまり、Life styleが多様化している現代は、食事の価値観も多様化しているノダ!
こういう顧問は、common senseがズレてない? と、まあ、
「この弁当が格差社会に生きる人々を支えています」というような、上から目線は不快!
その実、「格差社会」という言葉が気に入っていて、「270円弁当」をバカにしている!
詳細な弁当内容を紹介し、「製造販売でどれだけ儲けられるのか」とご心配!
現代は、仕入れ・製造・流通など、様々なidea & 革命的発想でbreak-throughする時代!
「デフレの世に涙」とは、「古き良き時代を回想し、涙もろくなったの?」かなぁ。

183959974_dd4e457792_z.jpg
Photo by jetalone


ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします。


2019.03.06

辛さは愚かの裏返し? NO! 愚かさそのもの!

久々の新聞ネタ、「折々のことば」である。
3月6日(2019年、朝日新聞、朝刊)。
「辛さはときに愚かということの裏返しだ  幸田文」

「辛さ&愚か」の相関関係は、
「ときに」などというrandom性に左右されることではなく、100%の確率である。
幸田文さんは、「……感懐にかえってその『苦労の深さ』を思った」と。
つまり、この『苦労の深さ』とは、当人が勝手に創り出した
「観念連合の妄想」にすぎない!?
文中に「あんなくだらないことに辛がっていたのか」という言葉もある!!!
ここで、作家は「観念連合の妄想」の気付いたのだ! が、
「この感懐にかえってその『苦労の深さ』を思ったと言う“作家”」は???

566px-Kouda_Aya.jpg

これは、時代性なのだろう(か?)と思う。
ここで(か?)と付けたのは、今日的心性とのズレを感じるからだ。
つまりここで、幸田文は、“苦労好き”なのである。?
人が生きる上で、不本意なコトは、「苦労という作業として、素直に受け入れる」のだ。
そして、「その深さ」のrevelで耐えるのであり、
それに、何らかの価値が与えられるのだ!?
なんとまあ! ジョーダンじゃないよ!!

苦労には、してもいい苦労と、するのはバカな苦労がある!
幸田文の随筆だし、鷲田清一氏は何歳?(google検索。Oh! 朝比奈より2歳若い!)
するとこのcolumnは、「愚かということの裏返し」に反応したのであって、
「“苦労の深さ”を思った」という作家の、より深くへ踏み込んで、
レトリックを了解せよ、ということかも……。

それはともかく、「愚かということ」は表も裏もなく“愚か”にすぎない!
そして「苦労」が「深く」なるのも、というより、
「苦労する」のも「深くする」のも、当事者・本人の勝手である!
そして作家・幸田文が「苦労の深さを思った」というのも勝手だ。が、
「あんなくだらないことに辛がっていたのか」と……。
そこで、何をクドクドと!

そう、作家のように「苦労の深さを思った」ということより、
ある事象に対する“思考パターン”の進化を、つねに考えていかなければ、
情報量の増加と複雑性のspeedが、この先どんどん加速していく現代社会で、
「どんな辛さも時を経ないとはっきりしない」などと、過去を見て言っていたら、
苦労が連続的に押し寄せ、深くなるより、量的にその重さでペチャンコ、
つまり「辛い」という感覚とか「苦労している余裕もなく」、
アレ! どうなっちゃたの?! と、ならない?
わんかんないけど、まあいいかぁ、とにかく先へ行ってみよう! ナントカナルッショ!
これ、「愚か」でなく「賢い」のかなぁ……。


ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします。


2018.11.28

“私好み”のその先は?

11月21日水曜の記事(2018年/朝日新聞朝刊)の見出しに、
「ニュース『私好み』配信続々」とあった! 「スマホ向けニュースアプリで、
人工知能(AI)が利用者の閲読傾向にあわせてニュースを配信する
パーソナライズ(個別化)が急速に進んでいる。」と!

1990年代の後半からだったか、市場が、急速にとてつもない規模で、
「若い女性」志向に拍車をかけてきた。
これは何も斬新な傾向ではなく、古代ローマやら江戸時代やら、
世の中が平和で、比較的安定的な経済成長を繰り広げている時代の特徴である。
「若い女性」が市場のmain target になると、経済は一定期間、高度成長を展開する。
そして「若い女性」市場のconceptは、いつの時代も“私好み” (その実、
巧妙なmedia 誘導:仕掛け人の多くが男性、にハマっているのだ!)である。

6820535467_7c294a0e46_z.jpg
by Mike Licht,
NotionsCapital.com

食べ物や服飾fashionなら結構なことだが、「ニュース」となるとタイヘンなことだ!?
ふと、あの並びないローマの英雄、
ガイウス・ユリウス・カエサル(BC100~BC44年)の名言、
「人は見たいものだけを見る」が、蘇った!
彼の栄光は、この、「人の特性」を突きまくり、使いまくって築かれたのである!
カエサルのキーワードは、「お見せしよう! あなた方のお好みを」である。
詳しくは、『クレオパトラⅦの追憶』(→コチラ)で、魅力的に語られている。

あふれるほどのモノ、楽しいこと、人とのつながり……、
見たいモノ・コトだけを見て、嫌な事・面倒な事は見ない・聞かない・考えない……。
さまざまな事故や失敗、苦難などは見ない・聞かない・考えない……
どこかの他人事だから。
それで、この世の中はやっていける、生きていけるだろうか?
事故や失敗、苦難などを避ける知識や知恵は、いつ、身に付けるのだろう?
昔の言葉に「他人の振り見て我が身を正せ」というのがある。
他人の失敗や苦難などだから、無責任に“オモシロク見る”のだろうか?
“オモシロク見る”のだとしたら、我が身が正せるだろうか?

自分自身、個人の好みだけで生きていくとしたら、人生は狭く・小さくなっていかない?
そう、好きなモノだけを食べていたら、栄養が偏って病気を呼ぶように。
「利用者が読んだ履歴からAIが個人の関心を把握し、おすすめニュースを配信」と。
自身が知らない、想像もできなかった世界を覗けるのが、mediaの魅力では?
Mediaがあふれ、情報があふれる中で、“私好み”に執着していたら……、
ヒトは「好き好き」だから、いいかぁ?
でも、ふと、自ら選び取った“情報格差”に“教育されてしまった”ことに
気づいたとき、shock!! だろうなあ……、うん?
もともと気づきようがないんだから、いいかぁ。Les Miserables!!


ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします。