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書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。

クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』と
『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!

そしてon tourから、グ~ンとWARPして
YOGAと瞑想のブログ“Open! Mind & Body,”へ!!
2018.08.16

ヘリって、ほんと恐い! を体験

8月10日、群馬県の防災ヘリ「はるな」が墜落した。
これは、全長17.1m、幅2.8mで、定員15人というかなり大型機だ。
大型の主回転翼(メイン・ロータ)を高速回転させ、垂直に離着陸し、
前後・左右・上下と自在に飛行できるうえ、空中でホバリングが可能なヘリ。
災害時の救出などで、ケガ人を釣り上げている光景などが報道される。
朝比奈は子供のころ、竹トンボを飛ばしていて、この原理を思いついた!? が、
レオナルド・ダ・ヴィンチが15世紀に考案しており、
スケッチが残されていることを近年、知った。
レオナルドは、ロータを回すエンジンを発明しなかったのだ!

子供のころから乗りたかった(遊覧飛行などは嫌なのだ)思いが実現したのは、
紅葉名所の空撮をヘリでやる、という企画。今回、墜落したのは15人乗りという、
大型だが、朝比奈が乗ったのは、パイロットの他2名という竹トンボ並み。
地方の県道などの上空をのどかに飛んでいると、洗濯物を干しているお母さん、
耕運機に乗ってトコトコと行く麦わら帽子のオジサンなどが、実に楽しく見えるのだ。
やがて塩原の紅葉から猪苗代湖畔の紅葉と、めくるめく錦秋を撮影し、
蔵王へ向かった。山斜面の錦秋をシャカシャカやっているうちは良かったのだが、
撮影指示書には「蔵王のお釜」を撮って来い、とある。
Oh! 「お釜を空から見下ろせるのね、ルンルン」。

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Photo by Atsushi Kase

ヘリがお釜に近づくと、機体がグラリ、ヒヤリ!
「山の周辺は気流が安定しない。谷からの上昇気流と、強烈な太陽光で
熱せられた地面からの上昇気流と……、あの雲が原因です」という説明は緊迫している。
驚いた! 真っ青な空を流れる白雲の速さ(これは、機体めがけてすっ飛んで来る!)
ということは、風も強いのだ!
視界には、葉っぱだの旗だの洗濯物などはないから、“風は見えない”のである。
風と雲の流れに翻弄され、戦いながら、ちっちゃなトンボは、
お釜の上空に近づいたり、急遽逃走したり、上へ下へとバトルを繰り返す。

もう「終わりに」という直前に、朝比奈は急遽脱いだウインド・ブレーカーの中に、
胃袋の内容物を入れ込んで青ざめていた。そして庄内空港に不時着し、
よろよろとwind breakerを始末し(トンボヘリの中には、トイレもゴミ入れもない!)、
ヨロヨロと、所定の花巻空港へ向かったのだ。
航空機が乱気流に巻き込まれた、大揺れの騒ぎも2度、体験していたが、
ヘリの大揺れには、いろいろな面で“ユルミ”がない。
ほとんど目に見えない気流の動きで、墜落が口を開けているのである!


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2018.08.03

放火・焼尽大好きの文化?

ギリシャで先月23日に起きた山林火災は、
“放火の疑い”がある、という(2018年7月29日、朝日新聞)。
この山林火災は、首都アテネの東、車で約1時間の海岸リゾート地、
マティ当りで発生したらしいが、マティだけでなく、キネタでも発生しており、
「それぞれの街で十数カ所の火災が同じような時間帯に起きた」、
そして内務副大臣は「犯罪行為を示す重大な証拠がある」と。
続いて土地開発業者の行為が横行云々と。

これは、日本ではちょっと考えられない話だが、
先日も紹介した『プリューターク英雄伝』(→コチラ)などを読んでいれば、
決して驚くには当らない、歴史的なギリシャ人気質なのである!
つまり戦闘大好き、焼尽大好き、つまり炎を目に血が騒ぐのがコタエられないらしい?
そして「土地はブンドルもの」であり、それには「焼き払ってすべてを追い出せ!」と、
コマッタ論理だが、一貫しているのである。

古代には、アテネもマケドニアも今日とは異なる構造の“国”であり、
スパイが横行し、戦乱に次ぐ戦乱! 日本の戦国時代のような忠義だの謀反だの……、
という話じゃなくて、とにかくブンドリGame なのだ!
そこでアレクサンダー大王(上記の英雄伝に詳しい)なんかが大活躍するのだが。
ということで、「血のなせる業(わざ)」か? DNA由来なのか?
とにかく“伝統的哲学手法”の放火らしいが、
現代社会・国家では、古代のようにはいかないのだ!

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アリストテレスの講義を受ける
アレクサンダー大王


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2018.04.18

高2殺害「たまたま」

以前このblogで、コリン・ウィルソンの『殺人の哲学』を紹介した(→コチラ)。
同書の日本語版の出版は1970年(初版)である。
同書には、殺人スタイルが歴史的に考察されている。
その、米国のおける“現代”が、もうとうに、日本にやってきていたのだ!

「県警は計画性の有無について、慎重に調べている」と報道されている。
一方、「容疑者、計画性を否定」と。
これは量刑の問題で、重要なポイントとなる。
新聞記事を読みながら、警察や検察、弁護人、裁判員の皆さんは、
『殺人の哲学』をお読みだろうか? そして、もし未読なら、
皆さんで読み、group sessionをしてみたらどうだろう? と思った。

こうした事件は、量刑の問題ではなく、時代・社会の意識構造の変化と、
それに対する対応、“safety guard”の問題ではないか、と思う。
一般的には、まず、精神鑑定が俎上に上るのかも知れない。
しかし、精神鑑定というのは「原因において自由な行為」つまり、
医学・心理学などの見地から、精神に異常が見られると判断されれば、
「原因において自由な行為」として、措置入院などにはなるが、罪にはならない、
ということだったと記憶しているが……。

上記の『殺人の哲学』で述べられている「時代性」は興味深く、重い。
怨恨とか金銭・男女間などのトラブル……、といった「理由」「心的因果関係」がなく、
まさに“たまたま”で、計画性がないのである。

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Photo by ocdeluxe

これが、『殺人の哲学』で述べられている米国20世紀後半からの
殺人の“ある”スタイルだ。
もちろん、緻密に原因となりそうなコトを調べ、それらを積み上げていくことで、
じわじわと負のvoltageが上がっていくprocess、閾値を超えるタイミングなどは、
合理的に並べられる。しかし、
ただ閾値を超えたというだけでは、行動にまでは至らないらしい。
それは、最初の時点の場合だけ、のようだ。
2回目からは、閾値に達するどころか、かなり自動的に遂行されてしまう。
「計画性」などは全くない。凶器類は、ほとんど無自覚に常備されている。
そして驚くべきことは、ごく平均的な人々一般が、ルーティン勤務に就くような
自然さで、パターン化された殺人実行手順が遂行されるのだ。

これは、20世紀後半の英米などで、話題になった殺人スタイルだ。
目的は「殺人そのもの」で、機械的・systematicに実行される。
興味深いのは、殺人者はその手際のよさに陶酔していくことだ。
なるほど、手際にこだわるなら、「計画性」など論外に違いない。
殺人者の年齢ゾーンは、欧米のsensationalなケースでは
20代後半~35歳前後がピーク。欧米同様の「意識構造の時代」が、
日本の文明・文化の中にもやって来たのかも知れない。


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2018.01.11

『殺人の哲学』の、心理学的考察

「菊池元オウム信徒 無罪確定へ」。
昨年末の新聞の見出しである。ちょっと古いが、
コリン・ウィルソンの『殺人の哲学』(高儀進訳/竹内書店/1972年)
を読んでいたところだ。

同書を読み始めた理由は、引っ越しで蔵書の中から見つけたこと、そして、
9人殺害の「座間事件」の、殺害者の心理特性を追求してみたかったからだ。
菊池さんの場合は、殺人には関与していなし、組織行動における
意識・認識ということも、なかったのだろう。だから、ここでは不問にしよう。

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『殺人の哲学』は、14世紀くらいからの初期の殺人、17世紀のジンの時代と進み、
20世紀の殺人へと、時代とともに変遷していく殺人状況を、各国の歴史資料、
各国・各署の警察資料や裁判記録、新聞記事などの資料をもとに考察している。
そこに描き出されるのは、「時代の様相と殺人者のスタイル」だ。
興味深いのは、「移り変わる時代特性」と「ほとんど変わらない殺人者特性」が、
浮かび上がってくることである。

たとえば「座間事件」の場合。典型的ともいえる「連続型」で、
あまりにもフツーに見える、一般的な男のシゴトなのである。
そして、そういうヒトのヤリ口は残虐なのだ。これは、つまり殺人者にとって、
手間暇のかからない方法をとる??
そういうヒトの殺人は、「金銭を奪うなどの目的」の、“手段ではなく”、
“殺人が目的そのもの” なのだ。オウム事件も、
フォーカスしていけば、そうなるだろう。

同書を読んでいると、殺人者は、“やむにやまれず、のっぴきならない状況で、
変性意識状態に追い込まれて”実行してしまう場合は、
意外に少ないのではないか? と、思われてくる。つまり、
ヒトがDNAレベルで記憶している、長い屠殺の歴史にのった行為ではないか? と。
ヒトが、理性という、脳の新しい皮質で巧妙にコントロールされるようになる、
はるか昔からもっていた意識と認識。それは、往々にして、善悪の分別がない。
ただ、ただ、感情の暴走する行為である。

そしてそれを“気持ち悪い”と、感じる、思うようになったのは、さらに時代を下る。
農耕民族と狩猟民族といった、文化背景も大いにかかわってくるだろう。
そして意外に、そうした残虐な行為を平然と実行するのが、女性であったことにも驚く。
アマゾンのヤノマミに残っていたように、日本の伝統社会では、
生活キャパを超えての新生児始末は、その女性自身が行っていたことも少なくない。
これは、命を奪うことの「罪悪感」や「すまない」「惜しい」という気持ちばかりでなく、
もっと物質的な感覚でもあったのではないか、と思う。
それは、「生存における命のバランス」というような感覚ではないだろうか?

歴史時代に入ると、地球上に数限りない戦闘が繰り広げられ、
やがてヒトの生死は、商品化されるようにもなった。
日本の江戸時代に、「辻斬り」や「新刀の試し斬り」ということも行われていた。
とすると、長い人類の歴史の上で、現代人のような殺人感覚が生まれたのは、
まだ二百年足らず、といったところかも知れない。
現代の殺人者は、精神鑑定を受ける。それは、どのような内容なのだろうか。
裁判員裁判が行われる時代になって、身近な問題になってしまっている。


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2017.09.28

女性の問題:メイ氏&メルケル氏

朝比奈はバアサンだが、いちおう女性である。
そして一応、曲がりなりにも法人の運営主なので、
国家運営についても、常々、深く・広く眼を光らせている、ツモリ。
じっと、ギラギラと、眼を光らせるポイントは、国家元首・メイとメルケルだ。
そして、ポイントに当てるのは、動物学的メジャーで、
主として敬愛しているドーキンス先生(→コチラ)の、さまざまなDNA理論である。

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Theresa May        Angela Merkel

英国はメイの前に、サッチャーが首相になって、辣腕を振るった。
短期的には成功だったが、結構、ブレアが後始末をやっている。
現在のメイは、まだ、よくはわからない、が、
おおむね、すでにサッチャー同様の女性型が濃厚に展開している。
ドイツのメルケルは、だいぶ夫君が協力しているらしい、が、
方法論的には、“女性型モロダシ”の政治運営法といえそう。

結論を先に言えば、“女性型モロダシ”の政治運営法は、
中・長期的には危険なのだ! どのように?
がっちり手堅く、しかし、ジリ貧へ向かうのである。
これは♀の特性で、♂が稼いで♀が家庭を守るならメデタシ・メデタシ。
しかし、経済、特に国家経済ともなると、サラリーマン家庭とは決定的に違う。
国家経済・国際経済は、ダイナミックに拡大と圧縮・縮小を繰り返し、
そのダイナミックなエネルギー効果を利用していかなければ、ジリ貧へと向かう。
このダイナミズム、そしてこのゲーム性こそ♂の持つ、何より価値ある特性なのだ!

メルケルさんは、数多くの労働者を導入して人口を増やし、
工場をたくさん造って、工業生産量を高めて、ドイツ経済を豊かにしようと。
なかなか結構なお考え、だけど、それってアナクロニズムでは?
どのように? 高速道路などのインフラには公共投資を極力しない。
えっ! 道路や橋がヨタヨタで、工業生産をどうやって上げるの?
原料も製品の流れも、ガタビシ&ドンヅマリで。

メルケルは、しまりやオバサン。ケインズ理論に反しちゃってる。
これ、サラリーマン家庭の奥さんの考え方と同じ。
支出を最低限にキリツメて、健全家計、健全財政にしよう! と。
サラリーマン家庭の場合は、ダンナが高級スーツを着ようと、高級車に乗ろうと、
収入はほぼ一定で、投資効果は無いに等しい。しかし企業の場合は、
的確に投資すればリターンが見込める。

そこで、的確な投資とは何か? 時流に乗った、ハイ・リターン投資だ。
しかしメルケルは、
旧式の生産性の低い工場設備で、数多くの労働者を働かせるという大昔の発想。
何より、自然逓減しつつあるドイツ人口の数字がコワイのだ?
だから、どんどん移民を受け入れ、
移民にフィットする、生産性の低い工場をばんばん建設し、内需を拡大。
そして「財政は健全化してるでしょ」と。だけど、
GDP(国内総生産)に対する公共投資は、年率2%台前半(10年間)。
ちなみに、EU仲間のフランスは、3~4%である。

トラックが走れる橋の多くが老朽化し、道路も部分的な手直しばかり……、
「公共投資をせず、ガッチリ財布のヒモを締めているのは、オバサン的だなあ」
投資が不足すれば、資本主義は回らない。
「穴掘りをして、埋め戻し、また穴掘りをしてればいい」んだって、
ケインズ先生が言ったでしょ。
でも、日本のおバアチャンもタンス貯金が好きだけど。
INF(国際通貨基金)がメルケルさんに、
「国内のインフラ投資に財政余力を使いなさい」って。でも、効き目なし!
でも、ドイツ国民はメルケル続投を決めちゃった。
ダンナさんは♂らしいけど、奥様の言うとおり?
これはもう、日本の振り込め詐欺に、ベルリンへ出張してもらわないと!!


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