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書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。

クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』
そして『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!
2017.09.28

女性の問題:メイ氏&メルケル氏

朝比奈はバアサンだが、いちおう女性である。
そして一応、曲がりなりにも法人の運営主なので、
国家運営についても、常々、深く・広く眼を光らせている、ツモリ。
じっと、ギラギラと、眼を光らせるポイントは、国家元首・メイとメルケルだ。
そして、ポイントに当てるのは、動物学的メジャーで、
主として敬愛しているドーキンス先生(→コチラ)の、さまざまなDNA理論である。

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Theresa May        Angela Merkel

英国はメイの前に、サッチャーが首相になって、辣腕を振るった。
短期的には成功だったが、結構、ブレアが後始末をやっている。
現在のメイは、まだ、よくはわからない、が、
おおむね、すでにサッチャー同様の女性型が濃厚に展開している。
ドイツのメルケルは、だいぶ夫君が協力しているらしい、が、
方法論的には、“女性型モロダシ”の政治運営法といえそう。

結論を先に言えば、“女性型モロダシ”の政治運営法は、
中・長期的には危険なのだ! どのように?
がっちり手堅く、しかし、ジリ貧へ向かうのである。
これは♀の特性で、♂が稼いで♀が家庭を守るならメデタシ・メデタシ。
しかし、経済、特に国家経済ともなると、サラリーマン家庭とは決定的に違う。
国家経済・国際経済は、ダイナミックに拡大と圧縮・縮小を繰り返し、
そのダイナミックなエネルギー効果を利用していかなければ、ジリ貧へと向かう。
このダイナミズム、そしてこのゲーム性こそ♂の持つ、何より価値ある特性なのだ!

メルケルさんは、数多くの労働者を導入して人口を増やし、
工場をたくさん造って、工業生産量を高めて、ドイツ経済を豊かにしようと。
なかなか結構なお考え、だけど、それってアナクロニズムでは?
どのように? 高速道路などのインフラには公共投資を極力しない。
えっ! 道路や橋がヨタヨタで、工業生産をどうやって上げるの?
原料も製品の流れも、ガタビシ&ドンヅマリで。

メルケルは、しまりやオバサン。ケインズ理論に反しちゃってる。
これ、サラリーマン家庭の奥さんの考え方と同じ。
支出を最低限にキリツメて、健全家計、健全財政にしよう! と。
サラリーマン家庭の場合は、ダンナが高級スーツを着ようと、高級車に乗ろうと、
収入はほぼ一定で、投資効果は無いに等しい。しかし企業の場合は、
的確に投資すればリターンが見込める。

そこで、的確な投資とは何か? 時流に乗った、ハイ・リターン投資だ。
しかしメルケルは、
旧式の生産性の低い工場設備で、数多くの労働者を働かせるという大昔の発想。
何より、自然逓減しつつあるドイツ人口の数字がコワイのだ?
だから、どんどん移民を受け入れ、
移民にフィットする、生産性の低い工場をばんばん建設し、内需を拡大。
そして「財政は健全化してるでしょ」と。だけど、
GDP(国内総生産)に対する公共投資は、年率2%台前半(10年間)。
ちなみに、EU仲間のフランスは、3~4%である。

トラックが走れる橋の多くが老朽化し、道路も部分的な手直しばかり……、
「公共投資をせず、ガッチリ財布のヒモを締めているのは、オバサン的だなあ」
投資が不足すれば、資本主義は回らない。
「穴掘りをして、埋め戻し、また穴掘りをしてればいい」んだって、
ケインズ先生が言ったでしょ。
でも、日本のおバアチャンもタンス貯金が好きだけど。
INF(国際通貨基金)がメルケルさんに、
「国内のインフラ投資に財政余力を使いなさい」って。でも、効き目なし!
でも、ドイツ国民はメルケル続投を決めちゃった。
ダンナさんは♂らしいけど、奥様の言うとおり?
これはもう、日本の振り込め詐欺に、ベルリンへ出張してもらわないと!!


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2017.09.22

北朝鮮との話し合い?

このところ、北朝鮮のミサイル発射情報が、次々とメディアに上る。
そして「話し合い」の必要性が、次々と叫ばれている。
確かに「話し合い」は必要だし、それに越したことはない。だが、しかし……と、
朝比奈は思う。そもそも、「話し合い」がニガテなヒトだから、
次々と、こうした暴挙におよぶのではなかろうか?

数千年におよぶ世界史をひもとけば、独裁者が君臨していた国家では、
「同様のケース」は枚挙にいとまがない
、と言えよう。
ここで問題のポイントは、「同様のケース」である。つまり、
何か国家(当たり前だが国民を含む)的問題が、対象国家との間にあって、
その問題解消のために、「話し合い」ではなく「威嚇を含む武力行使」を行う、
という状況においては、「話し合い」と「威嚇を含む武力行使」は
選択肢として並ぶ。
しかし多くの戦争史をひもとけば、はなから「話し合い」は想定外にあり、
「威嚇を含む武力行使」が、とても多いのだ!
そもそも「話し合い」というのは、“不服があるから武力行使に訴える”
という場合にのみ、効果が望めるのである。

歴史上の好戦的な独裁者と同様に、現在の北朝鮮の場合は、
若き国家元首として、(歴史に残るような輝かしい)世界の覇者・ヒーローになること、
こそがテーマ、コンセプトなのだ? から、
合理的な結論が出るような「話し合い」の問題項目なんて……?
つまり、軍事・武器オタクのオニイサン? オジサン? が、
わくわくするスゴイ武器を手にしちゃって、じゃんすか実験してみる、
すると、世界の大国のオトナたちが、オタオタしているのがおもしろくてしょうがない。

そこには、大国同士のヘゲモニー争いがあるから、
結局、ご機嫌を取るに決まっている、安心・安心、呑気にどんどん打ち上げろ! と?
こうした状況は、いわゆる資本主義経済の資本論とは異なる、
俗に“ちゃりんちゃりん商売”といわれるビジネス論理とのズレから起こる。
N国の場合は、世界各地に設置している大使館内で、
麻薬をはじめとするアンダーグラウンド・ビジネスで、しこたま稼いでいるらしい。
麻薬→武器=おもろいショウバイ であり、オマケにICBMや核開発まで、
となると、軍事・武器オタクには垂涎のおシゴトと言えよう。
これは、「話し合い」の問題とは、そもそも質・形式が異なるのである?

彼は、おもろいショウバイが、おもろい遊びを展開し、自身は、
世界がおののく無敵のヒーローになっちゃったのだから、もう最高! なのだ。
世界史の中に、いくらも見られたケースである。
そして、世界史をじっと見つめると、おおむね最終的には自爆している。
自己膨張の臨界点に、耐えられないのだろうか?

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Photo by U.S. Air Force Photo


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2017.09.13

ちょっぴり、北朝鮮体験!

9月12日の国連決議で、北朝鮮のミサイル問題は、ひと息つけそうである。
中国・ロシア・北朝鮮関係の現実が、いかに血肉に入り込んでいるか、
3国の国境地帯に入り込んでみないと、わからない。
新聞などメディア報道は、視点を定めて編集されたものだから、
リアルな雰囲気は、なかなか伝わりにくい。
まして日本のように、日々の暮らしで(漁船を除いて)国境線を超えることのない
状況では、どうも、ピンとこないのである。

中国の吉林省、渾春経由で図們江へ向かう。
この河畔から北朝鮮が遠望できるのだ!
そして、図們江公園の南側に架かる図們江大橋の中央部が、
北朝鮮との国境になっている。
公園内の川幅の狭い場所からは、対岸、北朝鮮の風情が手に取るようだ。
まさか公園内は無理だが、その他の川幅の狭い場所では、泳いで渡河できる。
もちろん国境警備隊の銃口が光るが、けっこう続々と渡河があるらしい。

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本日の話題は、北朝鮮の外貨の出稼ぎである。
長春の歓楽街には「北朝鮮キャバレー」がぞろりとあり、
キレイどころが、歌と踊りと濃厚サーヴィスで観光客をもてなす。
朝比奈は、日本企業の経営者数人の希望でガイドに頼み、案内してもらった。
とてもフレッシュな美人ホステスさんが、客をもてなし、ビジネス折衝をする。
「どうでした?」という朝比奈の問いに、2~3人のシャチョーさんは、
「美人でスタイルも抜群、純朴でいいコなんだよ、みんな。でもさ、シゴトは公務、
全員が公務員なんだから。ちょっとコワクなっちゃってさ、元気が出なかった」と。
ああ、ナント! 外貨稼ぎのイアンフなのか?
国策とは、洗脳に始まって、凄いものなのである!

日本と長春は歴史的に深く、長い付き合いがある。
1932年に、日本の傀儡国家として建国された偽満州国の遺構が多く、
現在も、大学の施設などとして利用されている。
そして、この満州の歴史の光と影を担った映画産業の歴史が、
映画テーマパーク・長春電影城になっている。
第二次世界大戦前の朝鮮半島と中国と日本、そして
日・米と中国とロシアと朝鮮半島の南・北という現代……。
政治と経済と文化の、複雑に積層する時・空の重みが、あらためて身にこたえた。


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2017.06.07

戦争と武器と毒、そしてDNAの甘い関係?

アメリカの空母が、日本海を離れたらしい。
4月の末頃だったか、朝日新聞の朝刊1面、ほぼ中央のカラー画像に、
朝比奈の両眼は釘づけになった。
朝鮮半島へ向かって航行する、米国の原子力航空母艦カール・ヴィンソンである!
なぜか? その母艦の形態。ふと、“艦”って、何だろうと思って広辞苑を引くと、
「いくさぶね」戦船、明鏡国語辞典には「戦闘に用いる船」とある。
じっと見ながら解釈してみると、「航空母艦」であるから、
戦闘する航空機を運んだり、給油させたり、整備したりする船か?
早速Wikipediaへ飛んで見た。「武器類の補給能力を有し、海上において単独で
航空戦を継続する能力を有する軍艦(艦艇)である」また、
「洋上基地(司令部)としての機能を持ち」とある。

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「カール・ヴィンソン」、いつか、どこかで、聞き覚えのある名前だ……。
Oh! 1982年3月13日に就役したこの空母は、
翌年の10月1日に長崎県佐世保港に寄港!
こともあろうに原爆被害を受けた長崎県の港に、原子力空母が寄港したのだから、
大問題になり、メディアがセンセーションを巻き起こした。そうでした!

そして、もうひとつ? 2011年5月2日、イスラム過激派のテロリスト、
アルカーイダの司令官であったウサーマ・ビン・ラーディンの遺体が持ち込まれ、
海葬に付された、あの空母であった!
なんと、まぁ……。

朝比奈がカール・ヴィンソンに敏感に、ことのほか反応したのには、理由がある。
先日このblogで紹介した書籍『毒々生物の奇妙な進化』(→コチラ)、
そして同書にも登場するドーキンス先生の『延長された表現型』(→コチラ)の影響だ。
つまり、ドーキンス先生の研究世界は、DNAの軍拡競争こそが進化のエンジンであり、
クリスティ・ウィルコックスの世界は、
生命体が捕食(相手を食べる)のための攻撃に「毒」を使い、
身を守るために「毒」を使う様を描き出す研究。ここでクリスティは、
「毒の進化?」について、ドーキンス先生の「DNAの軍拡競争」を持ち出している。

朝比奈は『クレオパトラⅦの追憶』を書いたとき、
紀元前数世紀から延々と繰り広げられている、中東・インド・地中海周辺地域などの、
驚くべき、おそるべき、ショウモナイ戦争の歴史に呆れた。
しかしそれらが、動物たちの「食うか食われるか」というDNA指令(の変形)
によるものだ、と知ったとき、
ヒトの知性なるものの脆弱さに、頷けないではない。不思議な話だ。

大きな声では言えない、そして、秘密にしておいて欲しいのだが……、
なぜだろう? カール・ヴィンソンの画像を目に、
わくわくしてくるのは? このわくわくは、「人道」を超えさせてしまう何か、
武器のようなモノ・装置に対する、いや毒に対しても反応する
不思議な、魅惑的な感覚である。
この感覚と、じっくり向き合い、深く思考してみたい。DNA由来なのか?


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2017.05.12

世界史はDNAに動かされている!

5月5日、子供の日、のこと。
ひとり静かに新聞を見ていると、
  ――両隣は、早朝に騒がしかったが、子供サーヴィスに
  出かけたらしく、ひっそりとしている――のどかだなぁ……
「仏大統領選」の記事。ルペンVSマクロンの「非難合戦」である。
Oh! これはまさに、『延長された表現型』バトルだ!
「また、ドーキンス先生ですか! もう、ヤメテください、シツコイ!」という、
相棒Sの声が聞こえたので、“リチャード”と呼ぶことにする。

まさに、まさに、と朝比奈は目を見張った。
「深まらぬ議論」のタイトル。当たり前だ!
つまり今回の「仏大統領選」は生物学的な対決、♀VS♂DNA対決なのである。
詳細は■主な分野でのルペン氏(♀)とマクロン氏(♂)の主張 をご参照。
これほど鮮明に♀VS♂の主張が、DNAの主張を反映するものなのか! と、
あらためて、リチャードに脱帽である。

★♀VS♂の鮮明な主張を挙げよう!
♀=自国通貨フランを復活させる
  自分たちのことは自分で決める主権国家へ
  フランス領土が確実に守られるようにしなければならない
  仏への危害が懸念されるすべての外国人を国外退去させる
♂=強いユーロ、強い欧州政策、ユーロ離脱は致命的・国際競争力の低下へ
  テロとの戦いは最優先事項/他国と連携し、治安対策を強化
  国境を閉じることは答えではない

すでにドイツ、英国において、♀が国家権力を握っている。
朝比奈は、どちらかというと、というより本音は、♂派である。
♀的は安定性があるが、進化のエンジンとなる多様性に乏しい?
♂的は、戦略とコントロールが難しい。♂は、ゲーム好きなのだ!
ここで重要なポイントは、時代のウェーブではないだろうか。
今、そして今後のしばしは、縮小&圧縮期なのか、拡張&ダイナミック期なのか?
うーん、難しい話だ。ふと、歴史的なスパンで考えてみる。

①オバマ政権は、グローバリゼーションを推し進めた。
②現在、資本主義経済・金融システムが根本的な変容を始めている。
③ウェブとそれを支えるCIT(Computer Intelligent Technology)の方向性と、
 その加速を考え合わせれば、地球という舞台はもはや、
④グローバリゼーション抜きに考えることは難しい。

してみると、着地点はどうなるか?

「あなた、突っ走るのはやめてよ、危ないから。家庭・家族が第一よ(♀)」
「時代の方向を見極め、波に乗らなきゃ沈没。家族だって困るだろ?(♂)」
そう、♀と♂が仲良く、別々のことを考えるのがよさそう? かなぁ。
ここで、夫婦喧嘩をしないためには、あくまで理論ゲームを楽しむことでしょう。
だって、主導権はDNA論理に握られているんだから。

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Photo by msafari2425

で、結局マクロンに決まりましたね。


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