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書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。

クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』
そして『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!
2017.08.18

第4話 オバケや幽霊の正体って、どんなもの?

前回、ジェノヴァの幽霊の話で、朝比奈はオバケという言葉を多用した。
これは、厳密な区分で言えば「幽霊」ということになるが、
日本の幽霊があまりにもジメジメしていて、ジェノヴァの場合にフィットしない。
それでオバケを使ったわけ。オバケ(化け物)は、もともと妖怪・変化であり、
「異形の者」を言い、けっこう、ひょうきんな可愛い奴らである。
分類でいえば、“神話的思考”のキャラとなり、英語ならghostに当たる。
一方、幽霊の方はphantom。F-4 Phantomは、
アメリカ海軍の艦上ジェット戦闘機の名であり、日本でも採用されている!
レーダー捕捉を困難にする、ステルス技術が搭載されているのだろうか?

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Photo by TMWolf

煎じつめれば、ヒトの認識と意識の問題なのだが、
オバケより幽霊の方が、感覚的・文化的に後発らしい。
つまり「オバケ」は今日の子供キャラであるように、原始的心性の産物、
一方「霊」系は、ヒトの心理システムがより高度になってから“登場”したのだ。
“高度”とはどういうこと? 抽象的な思考ができる、ということ。
えっ! 抽象的な思考って? そう、「在りもしない事象をアリアリと存在させ、
認識しちゃうこと。」 それで、幽霊が“登場”した? どのように?
それはもう、ハッキリ・簡単に言えば、ヒトの頭脳システムの“概念・観念”として。
何しろ、そうやってヒトの脳は、次々と森羅万象のすべてを「分節」し、
生み出し、さらにその作業を加速しているのですから。

エネルギー振動の海の中から、リンゴ・サル・クジラ・ウィルス・ブラックホール・
素粒子なんて、デッカイものから見えないものまで、どんどんどんどん、
際限もなく切り出しちゃう、手品師なんて、もうショーバイにならない? ほど。
だから、幽霊くらいわけのないこと。抽象的な思考? ちょっ!ちょっと!
じつは、幽霊はオバケと別種で、全面的に抽象的思考の産物とは言えず?
ヒトの脳のNEURON振動が関わってくるから。
NEURONの電気振動の情報も、このエネルギー振動の海の中で振動している。
このエネルギー振動の海の中では、「時」間・「空」間はごちゃまぜ。
だから、100年・1000年前に身体を焼却してしまったヒトの意識情報も、
NEURON振動が存続しているかぎり、アル(存在する)。
その昔(現代でも?)、霊能者なんて人々が死者の声を聞いたり……とか、
オカルト視されていたけど、原理的には、ごく当然のコト。

ああ、ここでひと言。仏教で、よく「成仏した」とか言うでしょ、
あれは、振動帯域が変わって、つまり振動数が高くなって、
“いわゆる”この世のヒトからは、通常アクセスが不能の帯域へ入ること。
ここで“いわゆる”というのは、一般的な振動帯域のこと。
これを高周波帯域へ超えたら、よく「超越」といわれる状況であり、
仏教の成仏・キリスト教の天国の帯域と隣接。隣接とは、実態は複雑なので省略。
低周波帯域へシフトすると、地獄となる。
天国と地獄は、どう違う? 振動数が高いと、明るくて暖かく神経が気持ちいい、
振動数が低いと暗くて、温度が低く、すべてが不活性だから不快。
お経を上げても、お祈りしても、本人の意識が気付かないと……。
生きているうちに、しっかり瞑想し、自分自身の意識が自覚・覚醒することでしょうね。


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Posted at 11:19 | 季節の小話 | COM(0) | TB(0) |
2017.08.16

第3話 ダイナミックで勇ましい、ジェノヴァの幽霊

俗に「所変われば品変わる」というが、オバケはもとより幽霊もずいぶん違う。
十数年前の話だが、パッケージ・ツアーでイタリアへ行った時のこと。

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Genova, Photo by Goldmund100

ジェノヴァのホテルで、外出しようとしたら、
自室の入口ドアが開かない。「力でなく頭ですよ」といいながら、
パートナーがさまざまに試してみたがアウト!「外から開かないのならともかく、
内から開かないというのは極めて危険だ!」と大いに電話で文句を言うと、
外からガチャリと鍵を回し、大男が入って来て“No problem”と首を傾げる。
パートナーは「君が、ドア・ノブを回して外へ出てみろ」と。
大男はデカイ白い手で、ドア・ノブを回してみたがドアはビクともしない。
大男は、両手でドア・ノブをつかんで回したが、ビクともしない。
「開かないだろ! 火事が起きたらどうするんだ!」とパートナー。
結局、大男は、提げてきた赤い工具箱からドライバーだの何だのを次々に出し、
ドア・ノブと鍵部分を解体したが、途中で放り出し、部屋を替えることになった。

引越した部屋は、そこしか空いていなかったらしく、スイートである。
ヤッター! バス・トイレは全ピンク大理石張り、室内装飾は、
渋いレインボー・カラーの籐細工という凝りよう、まるで王女様のヴィラのようだ。
ルンルンで迎えた夜。夜半に、ものすごい音がする。大軍が押し寄せてくるのだ!
青い大旗を振りかざす、ジャンヌ-ダルクのような女性を先頭に、群衆が押し寄せてくる!
全身がガタガタと震え、毛布をかぶって身をまるくすると、
隣の夫が身を起こし「見えたの? あなたも」と、硬直した顔。
「うん、ものすごい人、戦争」
夫が次々と電灯を点け満艦飾の体、バスの湯を勢いよく出し(振動が効く)、ラジオをon!

その後、うとうとしながら朝を迎えた。朝食のダイニングへ入ると、
同行の女性が数人、冴えない顔で朝比奈を迎えた。なかでも快活な女性が、
「昨夜、何にもなかった?」周囲の女性たちが、朝比奈の顔を見る。
「ひょっとして、あなたがたの部屋にも、出たの? オバケ」
「そうそう」と、各室の話が続いた。
部屋へ戻って、デスクの引き出しを開けた。便箋や封筒をいただくためだ。
驚いて、夫を呼んだ。便箋や封筒には、5種類ほどのネームがある。うーむ。
「つまり、このホテル、わりと短期間に転々と転売されているってことね」
「オバケが原因で……営業不振になり、格安で。有りうるね」

帰国後、この話をYOGAの生徒さんにすると、
「私たちも遭いました、カナダの湖上ホテルで。
その幽霊というかオバケ、金色のマントとブーツで出てきて、
私たち、わなわな震えながら、笑っちゃいました」

上記のようなケースは、第1話・第2話の「原始的思考」では説明しにくい。
次回、トッテオキの「時間」「空間」概念の剥奪を通して、相対性論理で迫ってみよう。
お楽しみに!


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Posted at 13:34 | 季節の小話 | COM(0) | TB(0) |
2017.08.15

第2話 怨霊・幽霊と振込め詐欺の関係?

前回、第1話で「怨霊」について紹介。
しかしこれは、かなり日本的な「霊」の例なのだ?
それは、前回述べたように「怨霊」の大勢が女性であり、
多分にその社会的な状況が原因となっているからである。もっとも、
天神様でおなじみの菅原道真は男性で、御霊(ごりょう)信仰のベースになった例だけど。
これは、当時の貴族社会における男性の精神構造が、
限りなく日本女性的であったことに由来する。
つまり、自己にとって都合の悪いヒトを、抹殺するのに、♂らしく、
刃物や腕っぷしで堂々と戦って、バッサリと抹殺することができない。
グジグジとあの手この手の「心理戦」や、キタナイ手口で抹殺したから、
結局「心理的現象」を蒙らずにはいない、これが人間の心性なのだが。

 *これは、暴力礼讃ということではアリマセン! ヒトという哺乳類も、
 長い闘争の歴史をDNAの中にもっている、という意味です。

英国のハムレットの話は、
事情を知らないハムレットのところに亡霊が出て、ナントカカントカ事情説明をする。
日本でも「能」の場合は、旅の僧などに霊が出てきて、グジグジ経緯を物語る。
ハムレットは近親者だが、旅の僧はアカの他人である。
そして現代においても、この種の人々はだいぶ減ったが、残存している。
「劇」や「能」などの舞台芸術、文学作品、絵画などはともかく、
この種の心理構造は、場合によっては危険なのだ!

簡単に結論から先に言えば、上記は“神話的思考”パターンで、
ヒトが、抽象的論理思考ができるようになる前の、アニミズム的概念らしい。
つまり神様も、ヒトの霊も、動物の霊も実存するし、カテゴリーの線引きがない!
先日、朝比奈が無造作に皿小鉢や湯飲みをいっしょくたに、洗い桶に入れると、
「ちょっと待って! そのお小皿は神様用だから」と、怒られてしまった。
つまり彼女にとっては、汚れていない、殺菌してある、という以外に、
“聖別”という概念があるのだ。彼女の聖別では、洗剤はタブーだし、
何より他のモノとは、分けなければならないのである。

「場合によっては危険」というのは、これがあくまでも心理構造の在るタイプである、
という認識が、当人にない場合をさす。実は、多くがコレなのだが……。
コレとは何か? 自分固有の観念・概念が、
すべての人々・空間において、普遍であるという
思い込み以前の意識で生きている、つまり神話的思考形態ということだ。
コレが、なぜモンダイなのか? といえば、
振込め詐欺・還付金詐欺の手にかかる、基本構造だから。
つまり、論理ではなく心理で生きているということである。

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Photo by John Pavelka

次回はジェノヴァの幽霊のお話。お楽しみに!


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Posted at 11:24 | 季節の小話 | COM(0) | TB(0) |
2017.08.14

夏だ! お盆だ! 怨霊・幽霊・オバケの出番だ!

まずここで、オカルト的・宗教的お話を期待される方々には、
お引き取りを願いたい。
本コンテンツは、哲学的・文化人類学的また心理学的・脳神経学的・遺伝学的に
実存認識へ迫るという、ちょっと敷居は高いが、限りなく興味シンシン。
読めば読むほどリアルで深いアプローチに、真夏の夜&昼の夢幻境を彷徨いながら、
高度に知的な探求を楽しもう! という高尚なお誘いでアリマス。

【第1話】手始めに「怨霊(おんりょう)」とは何か。
日本では、平安時代に勢力を持ちだした概念で、「怨み(恨み)を抱いて
死んだ人の霊(死霊)と、生きている人の霊である」
死んだ人の霊は、わかりやすい。が、生きている人の霊? って何だ?
『源氏物語』に「六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)の生きすだま
などと登場する、早い話が“念波”で、「生霊(いきりょう)」と呼ばれていた存在。

この特徴は、念波のターゲットと発射する原因・理由が明確。しかし、
発射理由には客観的妥当性がない。つまり自分勝手な思い込み、これは
求心的グルグル回りの思考(自己中回路)であるからして、限りなくシツコイ。
相対的思考の乏しいヒトの特徴で、ナゼカ? 平安時代~現代に至るまで、
女性に多い脳神経回路パターンである。
ちなみに「怨み」と「恨み」では、怨みの方の感情が強く、怨念(おんねん)となる。

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ここで、【相対性理論?】を!
現代でも、「怨みや恨み」をもつという、驚くべき原始的思考の女性が存在する。
原因は何か? 相対的論理思考が苦手。原始・古代~中世的な脳の情報システムを
発現させるDNA配列を教育もせず、後生大事に温存しているからだ。
なぜ、女性に多いのか? ♀のDNAは進化的に安定している。
♂は、つねに種の多様性を目指してチャレンジするために(だから、浮気は
生物進化過程では必須のミッションでもある!)不安定、つまり
進化と失敗を繰り返しながら、先を目指さねばならないのだ。

自然環境において多くの場合、哺乳類では、交尾相手の選択権は♀にある。
リチャード・ドーキンス先生の『延長された表現型』(→コチラ)をご参照ください。
ところが、どうしたことか? 日本の古代末期~昭和初期まで、
平安時代には通い婚など、社会制度的に女性側の選択権は極度に圧迫されてきた。
この忍従の歴史が、「怨み&恨み」という
原始的感性の温存を強いたのでは? と想像するのですが……。
そして、短絡的な女性は「死んで呪ってやるぅー」ってなことで、
「ウラメシヤ~」となった場合、これは死霊。いわゆる幽霊である。

予告:次回「第2話」は幽霊・オバケのメカニズム。どうぞお楽しみに!


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Posted at 10:30 | 季節の小話 | COM(0) | TB(0) |
2017.07.14

富士登山のご利益?と要注意!

10年以上も前のことだが、朝比奈は富士登山をした。
一般の人々にとっては、さしたることもない話なのだが、
朝比奈にとっては一大事であった。そもそも、ヒマラヤ・トレッキングを目指し、
その訓練として、富士登山を考えたのだ。
そして、トンデモナイ事実に直面した。
「高山病体質」なのである!

漠然と、高山病体質。そこで、低酸素室へ通って訓練を行い、
指にSPO2の計器を付け、携帯用酸素をもって富士山へ。
7合目で、もう厳しい。そこで高度馴化のために宿泊し、翌日、頂上を目指す。
同行者たちには「まったくダラシナイんだから」などと、顰蹙を買った。
それから、独自トレーニングを行った。しかし8合目で、SPO2は極度に低下。
一度、携帯用酸素を4本ほど使用して、登頂を達成したが、
御鉢めぐりどころではない。下山にも注意が必要で、
一般人のようなスピードでは危険なのだ。さんざんバカにされた。

富士登山シーズンが終わり、9月になってから心臓に不調が起きた。
PET検査やトレッドミル、24時間・1週間・心臓モニタリングも行ったが、
原因は不明。病院は薬を処方したが、原因不明で出された薬は飲まない。
2カ所の病院で、それぞれ医師は言った。
「要するに、血液が濃いんです。遺伝的なものですが、血液が濃いのは元気な証拠で、
富士山へ登らなければいいんですよ」と。不満だが、しかたがない。
しかし、この件はずっと、朝比奈のアタマの1カ所を占有し続けた。

数年後に『現代サイエンスの常識事典』という書籍を編集した。
遺伝について紹介するに当たって、資料を漁っていると、
“ヘモグロビン・ケンプシー”(Hb Kempsey)という遺伝病を見つけた。
通常のヘモグロビンは、肺で酸素をもらって各地へ向かい、
それぞれの場所で、酸素を置いてくる。ところが、“ケンプシー”の場合は、
酸素を放さずに戻ってしまう。だから、各組織は重篤な酸欠状態に陥るのだ。
どうやら朝比奈の場合は、こうしたケチなヘモグロビンが、数%あるらしい。
だから、酸素が充分にある場所なら問題ないが、低酸素状態ではヤバいのだ!
これは、実に重大な情報である!!

人体の中で、脳の酸素消費量は極めて高い。だから、登山で高度を上げていくと、
Hb Kempsey仲間の人の脳は、極度に不調になり、
長時間に及べば、酸欠による細胞死を招く。
それは、時間と消費酸素量との闘いでもあるのだ!
この経験で、脳作業にとって、酸素コントロールがいかに大切か、身に染みた。
しかし、病院の医師たち2人は、この事実を知らなかった!
そして、朝比奈のように「なぜ? どうして?」と、何年にもわたって、
嫌がられながら、シツコク追究する人がどれほどいるだろう?

富士登山で、朝比奈のザックを担いでくれた人がボソボソと、
「根性無しなんだから」と言ったのが、今も記憶に残っている。
恨みがましいことはない。
十年近くも追究し続けた自分に「根性あるよね」と言う。

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Photo by rapidtravelchai


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Posted at 12:47 | 季節の小話 | COM(0) | TB(0) |